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篠笛奏者
佐藤和哉
九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。
中学生で「唐津くんち」の囃子を学び、この時初めて横笛に触れる。 ピアノ、ドラム、ギター弾き語りなど、音楽に没頭する 少年期を過ごすも、自分の中の『日本人の血』に目醒め、和楽器の演奏を始める。 大学卒業後、篠笛と出会い、その音色に魅了され篠笛奏者の道を志す。
現在、東京を拠点に音楽活動を展開。 全国で公演を重ね、篠笛の講師としても精力的に活動。
2012 年06 月には国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」にて献笛を勤める。
また、作曲家としての活動も展開し、2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ(ゆず)」には、モチーフとして自身作曲の「さくら色のワルツ」が採用され、作曲に携わる。
佐藤の篠笛は"自心"と素直に向き合い、自身の経験・感情から生まれる旋律を、日本人の伝統と感性が創り上げた篠笛を通して表現することに一貫している。
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